施主様のご要望

  • 芝を張ってほしい。
  • お子様が木登りできる樹木を植えてほしい。
  • 駐車スペース近くに立水栓があるといい。
  • 犬の散歩の際、ワンちゃんの足が汚れない園路が希望。
  • 広い敷地の為、どのようにお庭をつくればよいかが悩み。

 

新規造園工事です。

敷地は、旗竿地と呼ばれる形状です。(駐車スペースを兼ねた通路の奥に、お庭スペースと建物があります)

駐車スペースや玄関までのアプローチを兼ねた、お庭全体の設計・施工をさせて頂きました。

 

施工前

施工前の芝生と、砕石の駐車スペースです。
撮影者後方に、旗竿地の竿の部分の土地があります。

 

施工中

アプローチ施工中
毎日通る場所ですので、歩きやすさと風景に馴染むことを意識してデザインしました。

 

セメントと真砂土等を配合したものを叩いて施工します。

 

アプローチの中に、アクセントで大谷石の切石を配置していきます。

 

アプローチ完成。水はけがよくなるように、少しかまぼこ型にしてあります。

 

建物から庭を見たところです。

工事で発生した土で築山をつくります。

 

アプローチの脇に駐車スペースを施工します。

駐車スペースもアプローチの曲線とのつながりをもたせました。

 

駐車スペースは、コンクリートの洗い出しにしました。

タイヤが乗らないスペースには植栽します。

 

コンリートが固まる直前に表面のセメントを洗い出します。

 

洗い出したことによりコンクリートの骨材が見え、

表情のある仕上がりとなります。

 

駐車スペースの奥にフェンスを設置しました。

道路からの目隠しも兼ねています。

 

築山に芝生を張るので、まわりにエッジ材(仕切り材)を設置していきます。

こうすることで、繫殖力が高い芝生がはみ出すことを遅らせることが出来ます。

 

園路に針葉樹のウッドチップを撒いていきます。

お子様が転んでも安心です。

 

築山に芝生を張っていきます。

少し成長の穏やかなヒメコウライシバを選びました。

 

駐車スペース脇に施工した立水栓です。むき出しの水道管を黒く塗装しました。

冬場に凍結する可能性があるので、水抜き栓も併用しています。

 

フェンス裏の空間です。

芝生スペースにし、お子様も安心して遊べるようになりました。

 

 

施工後

写真の左、シンボルツリーのコナラ(H=4.0m)。

樹木の生長と共に、木登りも楽しめます。

冬の完成でしたので、樹木は落葉中。

春の芽吹きが楽しみです。

 

建物から庭を見たところです。

 

施工後(5ヶ月経過)

コナラが芽吹き、枝葉が目隠しの役割を果たしています。

 

築山を中心に、庭を巡ることができます。

 

芽吹きの季節を迎え、庭の表情も豊かになります。

 

施工後(1年7ヶ月経過)

樹木も馴染んできました。

樹木は空いている空間を埋めていくように、少しずつ枝葉をのばしていきます。

 

 

施工後(3年5ヶ月経過)

緑も深みを増してきました。

建物も木々越しに見えるようになりました。それぞれの樹木の葉もこの頃には、ひと回り大きくなるように感じます。

樹木の成長も植栽から3年経過すると、急に早くなることが多いです。

 

Profile

施工スケジュール2015年
4月頃~  打ち合わせ
9月    アプローチ、駐車スペース等施工
10月11月  フェンス工事、植栽工事等
12月    完成
施工面積合計140㎡前後
新規植栽樹木コナラ   H=4.0m
アオダモ  H=5.0m
アスナロ  H=4.0m
ナナカマド H=3.0m
ヤマモミジ H=3.0m
カンボク  H=2.0m
ヤマコウバシH=3.5m 等

下草…クリーピングタイム・ペンステモン・シラーシビリカ・アガパンサス・ギボウシ・ヤブラン・ラベンダー等