ペレニアルガーデン
2021.07.20 tue
perennial (ペレニアル)
「絶え間なく続く、永続する」
という意味を持ち、
植物では、多年草や宿根草を指します。
今回は、そうした意味を持つ
ペレニアルガーデンのご紹介です。
モナルダ、アガパンサス、ダウカス、コモンマロウなどなど、
素敵なペレニアルガーデンです。
こちらのお庭では、
数年前から樹木やモッコウバラの剪定を
させて頂いております。
これらの宿根草は
お客様ご自身でお手入れされています。
宿根草の知識も豊富でおられ、
毎回勉強になる事ばかり。
レンガの階段も、
植栽を引き立てますね。
非日常を味わえる、
とても魅力的なお庭です。
浄土式庭園
2021.07.14 wed
休日に、茨城県へ出かけました。
牛久大仏です。
正式には牛久阿弥陀大仏。
浄土真宗東本願寺派 本山東本願寺によって造られた、
高さ120mの大きな大仏様です。
浄土真宗の開祖、親鸞聖人。
「どのような人であれ、南無阿弥陀仏という念仏一つで救われる」
という教えを説いた
鎌倉時代の仏教家です。
厳しい修行をした者だけが極楽浄土へ行けると言われていた時代に、
念仏一つで救われるという教えは
多くの人の救いになったのかもしれません。
花手水。
アジサイ、きれいですね。
こちらのお寺には、日本庭園があります。
浄土式庭園と呼ばれるこの庭は
平安時代以降に発達した庭の形式で、
仏教の世界観を表現しています。
特に、こちらのお庭は
お寺に古くから伝わる
鎌倉時代の作庭文献「山水秘伝抄」に
基づいて造られた
浄土式庭園です。
信仰の世界を庭で表現する。
現代の庭のあり方とは異なりますが、
そこに癒しや救いを感じ、求めることは
共通しているようにも思います。
ブルーサルビア、真っ赤なケイトウ、
これから見頃を迎えるコキアやコスモス。
花壇も芝生も、とてもきれいにお手入れされていました。
色とりどりの花畑に、美しい芝生。
こちらも、極楽浄土を表す
現代版の浄土式庭園のようですね。
ガーデンシンク
2021.07.10 sat
「庭づくり」のページでご紹介しているお庭【#04 調布の庭】の、
お手入れに伺いました。
アガパンサスがちょうど見頃。
手入れ前です。
植えたままでも大丈夫な宿根草がメインのお庭ですが、
定期的なお手入れは必要です。
手入れ後。
風通しも良くなり、蒸れや病気の予防効果もあります。
お花もまだまだ楽しめそうですね。
こちらのお庭には、ガーデンシンクがあります。
立ったまま使えるガーデンシンク。
屋外で腰を曲げないで手を洗う場所は、以外と少ないです。
使ってみると使い勝手の良さに驚きます。
このシンク、裏からみるとレンガの壁になってます。
アイランドキッチンのようなガーデンシンクは、
それだけでお庭のアクセントになりますね。